2023.2.17

カットの予約をした。今の髪型気に入っているんだけど、前回カットから2ヶ月が経とうとしていて、ちょっと保てなくなってきた。でも、もうちょっといけるかな、と悩んで、行けるとしたらここかなという日の空き状況を見てみたら、3月から値上げしますって出てきて、慌てて予約した。丁度行ける日の夕方が空いていたからそこにした。値上げきついな。前はカットとカラーしてたんだけど、高いし時間もかかるから全然行かなくて、カラーはすぐに赤みが出ることもあってやめて、カットだけにしてまめにいこうと決めて、ようやくそれが2回連続でできたのに。2回目が今月だからまだ行ってないけど、予約入れただけでも、まあ、それも値上げにびびってなんだけど。別にさ、半年に1回の時期もあって、それでもいいちゃいいんだけど、髪形気に入っている方が気持ちとしてはいいんだよね。朝、仕事行きたくないなって思いながら身支度してて、髪形整えたときに、一瞬だけ、仕事行きたくないなって気持ち忘れて、今日の髪型いいって思える。そんだけなんだけど、結構大事だと思う。値上げはきつい。

「一人っ子の国」を見始めた。「子宮」でも書かれていた、中国に一人っ子政策の問題を追ったドキュメンタリー。衝撃。監督は中国出身の女性。弟がいる。「子宮」にも書かれていたけど、田舎だと第1子出産から5年開ければ第2子を埋めたらしい。映画の中では監督の祖父が村の上層部に掛け合って産めるようにしたと話している。監督の母親が、弟だったからよかったけど、女の子だったら捨てないといけなかったと話す。監督は気が付く、弟と祖父が一緒に写っている写真はあるのに、自分のはないと。高齢の男たちは言う、女は嫁に行って他の家に入る、やっぱり男の子がほしい、と。一人っ子とはいっても、ほしいのは男の子。監督の母には弟がいて、監督の父には姉がいる。母の弟も、父の姉も、女の赤ちゃんを捨てている。父の姉は業者に赤ちゃんを売った。赤ちゃんを施設に売ることを生業にしていた家族が出てくる。道を歩いていたら4,5人は落ちていると話す。その施設では警察が出生届の偽装を容認し、中国政府が海外との養子縁組ができるように法制度を改正したので、沢山の子どもを海外に養子に出し、そのお金で赤ちゃんを買っていた。

もう妊娠しないように女性が避妊手術を受ける。でも、妊娠しないようにするには男側が手術をしてもいいわけで、でもそんなことは絶対にしない。「子宮」では手術をすると体に影響があって畑仕事ができなくなる、夫が働かないから妻が畑仕事をしないといけないから、夫に手術を受けてほしいと妻が言うと、夫と夫の母親が大激怒するという描写がある。

英語の勉強が今のところ、続いている。でも、平日の夜英語をやると、本を読む時間が取れない。そこまでして勉強したいのかと考えると、うーん、特に英語を使って何をしたいっていうのがないんだよね。海外旅行に行ったときに、不安を少しでも減らせるなら話せた方がいいかなとは思っていたんだけど、海外行かないしな。英語は勉強しておいた方がいいって思い込みがあるよね。通俗道徳のわなかもしれん。放送大学で文学とか批評を勉強していた時より、こんなことしている場合なのか感がないんだよね。仕事の役に立たないのは同じなのに。今のところ楽しくやってるし、返却期限まではやる。この本、何がいいって、中学英語の文法を、中学生にむけてじゃなくて、大人にむけて書いている所。NHKの中学生の英語講座は、中学生にむけているから、語り掛けの言葉とかが子どもに対してで、それ分かってやってるのに、あの語り掛けに慣れない。文句つけるのは間違ってるんだけど、高齢者が病院とか老人ホームで、ため口とか子どもに話しかける感じで話しかけられて子ども扱いするなって怒る気持ちが、ちょっと分かる。

と、言いつつ「数学の女王」読み終わった。感想にはネタバレあり。第1作目の講評で、小説が上手くない書かれてたの、2作目で分かった気がする。セリフとかが説明くさいし、言葉で説得しようとするんだけど、いまいち説得力がないし、設定もセリフもどっかで見たこと、聞いたことあるなって思っちゃうんだよね。花城がスパイだと沢村が見抜いた理由の件と、沢村が涼子のいる教会に一人で入るのを上司に認めさせようとする件と、その後の涼子との会話にそう感じた。これらは終わりの方に出てくるから、説明してまとめますって印象。特に、上司に認めさせる件は、それで認めていいのって思っちゃった。全く新しいものを書けとは思わないし、そういうことではなくて、似たような設定やセリフでもこっちにのめり込ませて読ませる力を、私は感じなかった。1作目の方が好みだったな。ジェンダーバイアスによる、物の見落としを書きたかったのは分かるんだけど、設定ありきに感じてしまった。アカデミアの世界の女性差別は読みたい題材だっただけにちょっと残念。三島が涼子に寄り添えても、真の理解者にはなれなかったって、何度も書いていて、これは沢村と笠原の関係のことも言っているとは思うんだけど、確かに三島には保身があったけど、真の理解者としてパートナーを救うまでを求めるのは酷ではないかと思った。沢村もね。三島はさ、息子を守ったと思う。そこは偉かったと思う。

「リバーサルオーケストラ」で、藤谷が努力ができることは才能だって言う。でも、天才と言われる初音も朝陽も努力家だから、努力だけじゃ追いつけないよなと意地悪なことを思った。この作品世界では、努力が報われることになっているから、努力ができることは才能だとう言葉は、いい言葉に聞こえるけど、現実世界ではそうもいかない。現実世界に限らず、「数学の女王」でも、天才と言われた涼子は努力家だったけど、うまくいかなかった。

まずい、太ったかもしれない。絶対パン食べすぎ。中年になったらなにもしなくても太るのに、食べ過ぎて、冬になって運動量が減ったら、そりゃ太るわ。あー、まずいまずい。

ようやく休み。水曜に休んだのに、長かった。来週は3日いったら休み。しかも、当初の目論見通り、24日も休み取ってるからね。4連休。これだけが心の支え。