2023.10.4

また、嫌な夢を見た。結婚式に招待されて、私の上司が来ていなくて、なぜがその人を待って式が進まない。私はその人に連絡する係でもなんでもないのに、私がしなかったのが悪いのでは、今から呼びに行った方がいいのかと考えていたら、近くの席の人が電話して終わった。式では色々な余興をやったり、運動会みたいな参加型の競技があったりなんだけど、私はどの輪にも入れず、ひとりで会場をうろうろしている。寂しい。新郎新婦の想い出の映像とかおめでとうコメントの動画とか流れて、周りの人は懐かしいとか、○○さんだとか盛り上がるのに、私はどれにも見覚えがなく、知っている人も出ないので、ついていけない。前も会社の人とキャンプに行くのに輪に入れないって夢を見たけど、現実でも分かっていることだから、夢くらいいいもの見させてほしいかった。で、目が覚めたら、枕元に狂骨があってびくっとした。狂骨はフロイトの名前も出てくるし、夢、だと思っていたものが実は、という話でもあり、いやいや、分析してはいけないよ。

「大奥」はじまった。けど、前ほどの盛り上がりがない。正直、田沼と青沼が弱いんだよね。黒木は出てきた瞬間黒木だとなった。鈴木杏さんの平賀源内がよすぎる。キャスト発表されたときからいいなと思っていたけど、想像以上。あの早口のセリフ回しうまいよね。舞ちゃんも出ていた。しかし、2月くらいに原作読んだばかりなのに、もううろ覚え。仲間さんって次の将軍の母だっけ?青沼のお兄ちゃんの自殺は辛い。お兄ちゃんがありがとうと言われる人になるんだって、そうしないと自分たちは受け入れてもらえないって。青沼は医療の知識を活かして、大奥でのインフルエンザの流行を防いだことで認められる。認められるためには役に立たないといけない、好かれるには努力をしないといけない。シーズン1でお万の方が大奥にいる男たちに仕事を作るって話があったでしょ。男たちは役割を与えられて、生き生きしてくるんだよね。いいなあ。役割がほしい。役割って居場所でもあるじゃない。青沼の場合は、役割はあったけど居場所はなくて、役に立つことで居場所を獲得できた。大奥の男たちは居場所はあったけど、役割もあったけど、上様に気に入られれ世継ぎを作るという役割、でも、上様一人に対して人数が多すぎるし、人間て色々な面があって、役不足と感じる人もいるだろうし、選べないじゃん、あの環境だと、やることなくて腐りそうなところに、役割を与えられた。これが他力?私にもお万の方が現れないかしら。

会社の人が亡くなった。他の人から聞いたんだけど、来年定年で仕事辞めて自由に過ごすって話してたんだって。スポーツが好きで、最近孫も生まれたから、趣味をしたり、孫と遊ぶって言っていたらしい。定年後にあれをしようこれをしようと思っても、いざその時になるとできないという話はよく聞くけど、身近であったのは初めてで、ちょっと動揺している。「ZERO WITH DIE」じゃないけど、お金があっても時間があっても亡くなってしまったらなんにもできない。それでも私は仕事で役に立ちたいんだろうか。後、先月交通事故で実家の隣の人が亡くなった。まだ40代前半だった。全然交流はなくて、事故のことも親から聞いたくらいなんだけど、なんか、年齢の近い知り合いが亡くなるのはくるものがある。交友関係が狭いこともあるけど、同世代で亡くなった友人はいなくて、でも事故は年齢関係ないし、40代入ったら病気とかで亡くなる人もいるわけで、まとまらないままつらつらと書いているけど。それでも私は仕事で役に立ちたいんだろうか。生活するのに仕事は大事で、仕事がうまくいっていないとオフもうまくいかないというのもうなずけるけど、まさにその状態だから、いや、オフがうまくいっていないということはないこともないけど、ない。プライベートな時間は好きなことできているし、幸せではある。けど、そこに仕事のことで悩んだり、憂鬱を引きずったり、ストレスで本が読めなくなったり、夜眠れなくなったりと、侵食してくるわけ。平山さんの言うように切り替えは出来ないから、濃度を薄めるしかないのか。このままでいいのだろうか。気が滅入る。ちょっとまずいかも。今、消えたいと思っている。20年近く社会人やってるのに、年齢に見合ったスキルもなく、転職できる能力もなく、職場からの信頼もなく、ああ、まずい、ないもの数えたらきりがないけど、あるもの数えてもそれがないものを覆すことが出来ないんだよ、ないものが大きすぎて。

降旗は夢だと思っていたものが実は現実で、でもその現実を目撃してもトラウマにならなくて、トラウマにならないことがトラウマだった。京極堂に別にいいじゃんって言われて、落ちたのか?私の夢も人の輪に入れないというのは現実で、輪の中に入れないことがトラウマというか、コンプレックスで、でも実はそう思っていなくて、そう思えないことがコンプレックスってこと?それはない。確かに輪に入れないことを寂しいと思うこともあるけど、輪に入るより一人でしたいことしていたいんだよね。人目を気にするタイプだから、輪に入れてない寂しい人と見られるのは嫌だけど、もう手遅れだし、輪に入れないし、入ったとしてもうまく話せないし、努力もしない自分は嫌いだけど、今更変えられるもんじゃないしね。学校の先生が、成績の悪い子がいたら、友達がいない可能性があるって書いていて、どきっとした。大学の時テスト範囲の変更のうわさがあって、私だけ教えてもらえなかったんだよね。テスト終わった後に、変更になってなかったねって友達同士が話していて、どういうことか聞いたら、噂があったって、私も教えてほしかったと言ったら、噂だし本当かどうかわからなかったからって言われたんだけど、それでも他の友達には教えていた。「Human kind」にも周りから好かれて仲間が多いほうが生き延びやすいって書いてあった。人から好かれた方がいいし、役に立った方がいい。その方が生きやすい。好かれるのはもういいや、諦めた。

無理だ耐えられない。明日仕事に行きたくない。舞ちゃんみたいに玄関から出られなくなったらどうしよう。怖い、いつかそういう日が来るかもしれないことが怖い。どうせ死ぬどうせ死ぬ。金曜日は休みを取ったから、4連休。今から月曜の夜が怖いけど、とりあえず明日をしのげば休み。それだけを望にする。でもやっぱり明日行きたくない。過去に戻ってやり直したい。自分でもどうしようもできなくて、待っていいのかも分かんない。もう手遅れだし。

気が付けば本に追われている。市外の2冊借りていて、市内が2冊順番待ち1になっている。で、カウンターでは鉄鼠が待っている。狂骨読み終えて、金曜日には取りに行くぞ。百鬼夜行再読と、キリング・イブ再見して、再読こそが最高の読書であるみたいなタイトルの本思い出したけど、再読いい。大筋はなんとなく分かっているし、もし忘れていても読みながら思い出すこともあるから、細かい部分も気にできる。あと、再読は当時の自分と、今の自分と、その過程の自分との三者面談と表現していて、確かに姑獲鳥を再読して、志乃のしたことは許されることじゃないけど、だからって志乃だけを責められないよなって感想を持てたのは、過程の自分があったからだと思う。でも、再をやり始めたら本当に時間がない。そういえば、「ボイリング・ポイント/沸騰」の続編を書くドラマがあるんだって。ワンカットは好みじゃないんだけど、これは面白かった。ドラマも見たい。

明日行けば休み明日行けば休み。肩こりがひどい。明日をしのげば休み。今日はちょっとまずかった。消えたいなって、消えたらもう悩まなくていいんだって、スキルも身につかずキャリアも築けなかった社会人人生だったけど、もう気にしなくていいんだって思った。みじめで恥ずかしいけど、もうそう思わなくていいんだって。

楽しいことを考えよう。4連休何をしよう。台湾にはいつ行こう。