2023.10.12

ええ、買いましたよ。ポイント半額返ってくるから、実質半額なのかな?鉄鼠が読み終わらない。手ごわい。電子なら読みやすいから進むよね。鉄鼠だけ頑張ろう。生きているだけでいいって思いたい。この悩みから解放されたい。でも、生きること自体が修行で、辛いもので、坊さんだって無理なのに、私が生きているだけでいいの境地なんてたどり着けるわけがない。自分のうちにいる鼠は、シンデレラ・コンプレックスか、ジェイン・エア・シンドロームか。前者はいわゆるお嫁さん願望で、でも他力もこれかな。後者は新自由主義って感じで、これは強く巣くっていそういそうだ。読み進めていくと、ジェイン・エアは大ヒットしたけど、シャーロット・ブロンでの娘ともいうべき影響を受けた作家たちは、イギリスではなくアメリカで生まれた。オルコット「若草物語」、ジーン・ストラットン・ポーター「リンバロストの乙女」、ジーン・ウェブスターあしながおじさん」などが紹介される。貧困だったり、孤児だったり、毒親だったりに苦しめられる子ども時代を、努力して学び、才能を開花させて仕事につなげ、理解あるパートナーと結ばれ、結婚後もその才能を伸ばして活躍する、とまじで、新自由主義のバリキャリ、ポジティブ心理学じゃん。みんな、努力家なんだよね。読むのきつくなってきた。ジェイン・エア・コンプレックスの方がぴったりかも。続いては、カナダのモンゴメリ赤毛のアン」。みーんな、結婚するんだよね。今の時代だと結婚しない、したくない女性たちの物語を読むことができて、本当にありがたい。そう思うと泣けてきた。暗いニュースばかりだけど、このことはとてもいいことだ。

岸辺露伴 ルーブルへ行く」あんまりおもしろくなかった。過去パートの感傷的な感じがあまり好きではない。ドラマの方がよかった。ドラマからの映画化って難しいんだね。そんな中でも、相変わらず衣装が素敵な泉ちゃん。黒の絵を見ると、自分の後悔に襲われる設定を知って、泉ちゃんだったら平気そうだなと思ったら、本当に平気だったのすごい。あの状況でもきっちり取材をして、露伴に邪険に扱われた後もすぱっと切り替えて、タイトル決めちゃう泉ちゃんの精神力がすごい。尊敬する。ちむどんどんの愛さんはパリに行けたんだっけ?

先日亡くなった人の仕事をしている人が、大変みたいとの話を聞いた。突然のことだから引継ぎがなくて、長くいた人で仕事が俗人的になっていたみたい。その話聞いた後に、後任の人に用事があってメールしたんだけど、何が一言入れたほうがいいかなと思ったんだけど、そんなに付き合いないしと思ってやめた。その後たまたま廊下ですれ違ったけど、挨拶だけにした。こういう声掛けみたいのが苦手なんだよ。なんて言っていいか分からないし、迷惑かもしれないしとか思うし、でも、仲のいい人とかにはできるようになろう。

仕事で成長とかスキルアップとか、諦めた方がいいのかな。今そうしない論調は、私生活を犠牲にして、体壊してまで働いて、でも給料は上がらず評価もされず、搾取されるだけだから、やめようって感じじゃん。私は違うんだよね。社内ニートでブルシットジョブで、まあ給料は上がらず評価もされないけど、激務じゃないし、最初からしていなくて、そのしていない状態を続けているだけなんだよね。今の論調とは全然違うのに、ここに理由を見つけて乗っかちゃっていいのかなって。後で困るのは自分な気がするし、乗っかちゃっている今でさえ苦しいのに、今後楽になるのかな。できるかどうかも分かんないし、でも、しないと確実に働きつづけるのは難しいわけでしょ。考えたくない。

デッドロック」再開。主人公の同性のパートナーが、30代後半で終の棲家のこと考えて、牧場買おうとしている。しかも、前向き。どうしたら、あんな前向きに将来のことを考えられるんだろう。オーストラリアって年金制度が充実しているのかな。町長が変わってから同性愛者が増えたと言っていたから、年金制度だけではなく(実際整ってるかは知らないけど)、色んな制度が整っているのかも。殺人事件が起きて、女性刑事が派遣されてくるんだけど、この刑事が、令状もないのに勝手に物を押収してきちゃうし、人の話を聞かないで思い込みで捜査すすめちゃうし、まあ、刑事としては特段珍しくはないキャラで、男性がやっているとこういうキャラいるよねと思うのに、女性だとえーっと思ってしまうので、それは女性でこういうキャラが少ないからかもしれない。あと、男性だと男なら仕方ないかみたいな諦めみたいのもある。自分の目線女性に厳しいかも。まだ1話の半分だけど、もうちょっと見てみよう。気が付いたんだけど、配信だと映画よりドラマを見てしまうのって、映画だと2時間位で見終わった後、次を決めるという作業が一回一回必要だけど、ドラマだと長いから、その作業の回数が少ないってことが大きいかも。決めるって結構疲れるんだよね。そのために次に見るリストがあるんだろうけど、ここに入れたものをいざというとき見たくならないのはなんでなんだろう。しばらくアマプラ1本でいくかな。あ、ユーネクストに「サルガッソーの広い海」が原作の映画があったのに、見るの忘れいてた。邦題「ボディandハーツ」って、どうなの。

2040年には厚生年金の積立金が枯渇するとの、野口悠紀雄の記事を読む。2035年以降には団塊の世代が65になるのでそれまでには年金受給年齢を今より引き上げて、すでに企業に対しては70まで働けるように法整備をさせている。年金もらえないよね、なら払いたくない。その分貯金したほうがいい。けど、2000万貯めても、国民皆保険がなくなって、病気したらあっという間になくなってしまうような額なんだろうな。海外で働けるような能力もコネもバイタリティもないので、日本でどうやって閉じていくかを考えないといけない。どうしよう。前向きにはなれない。前向きになる必要はなくて、ただ考えればいいだけかもしれないけど、将来のことを考えれば考えるほど絶望しそうなので、考えたくない。黒い絵なんか見たくても、会社にいるだけで毎秒後悔しているよ。後悔に殺されないだけましかもね。

明日行けば休み。2日しかないのが辛い。足りない。どう考えたって足りない。家事やらないで済むならいいけど、そうもいかない。休み足りない。これで年金もらえるまで働くなんて無理だよ。しかも生きているうちにもらえないかもしれない。長生きが怖い。長生きが最大のリスクに思える。長生きが怖い。健康短寿か。仕事辞めて、3年位働かずに生活して、死ねらたいいんだけど、死ぬのも怖い。どうしたいんだよって、そりゃ、好きなだけ休みたいんだよ。明日行けば休み。明日行きたくない。