2023.10.16

休みが足りない。先週の半分だから、あっという間に終わった。

金曜日にワクチン接種して、たいていその日はなにもないんだけど、今回は夜に怠さがあって、10時くらいに寝た。でもなかなか寝つけなくて、聞き逃しで「高橋源一郎飛ぶ教室」を全部聞いた。今回は米原万里さんの著書を取り上げて、ゲストが斎藤美奈子さんだったので、聞いた。もっと斎藤さんに話をさせてほしかった。1度トイレに起きたときもまだ怠くて、次に7時くらいに起きたときもまだで、寝っ転がったままスマホいじっていたら、すっとだるさが抜けた。あ、これ大丈夫だと、7時半ころ起きた。家事やって、散歩出て、図書館に本を返して、買い物して帰ってきた。ドラマは「デッドロック」を見て、本は「仁義なき戦いを作った男たち」と「絡新婦の理」、借りてきた「宗教右派フェミニズム」を読んでいる。「宗教右派フェミニズム」はポリタスTVで放送したものを書籍化したもの。あと、放送大学の教科書の読み直し。

仁義なき戦いを作った男たち」にカメラマンの吉田さんの話が載っていて、東映の前身、東横映画には満州映画協会(満映)からの受け皿的役割で、吉田さんも満映にいた。吉田さんは満映や、満映理事長だった甘粕の矛盾を指摘する。まず、日本人が満州がなんなのかを分かっていないのではと。あと、ソ連軍が国境を越えてくるからと、日本人が全員召集されて、関東軍のところへ行ってみると、そこはすでにもぬけの殻。関東軍は人民を守るための軍隊ではなく、天皇を守るためのものなんだと思ったと。そしたらさ、「絡新婦の理」にも甘粕が出てくるんだよね。木場の友達の川島は甘粕の腹心として満州へ、復員後は映画業界に携わる。これ、満映で働いていたってことなのかな。

デッドロック」はどんどん面白くなっていって、土日で全部見てしまった。感想にはネタバレあり。容疑者とされた人物が立て続けに遺体で発見。連続殺人事件となる。エディは過去に相棒を亡くしていてそれがきっかけで左遷されてデッドロックへ来た。相棒を殺したのは自分だと罪悪感を抱き、ここで手柄を上げれば戻れるとも気持ちから、暴走気味の捜査をしていた。それを聞いたダルシーがエディを慰め、相棒のようになっていくんだけど、その後、なんと湖から6人の男性の遺体が出てくる。被害者がいずれもDVやレイプ加害者、女性差別の男ばかりだったことから、女性たちが共謀したのではとの疑いが出てくる。一向に犯人が捕まらないことに業を煮やした長官がしゃしゃり出てきて、ダルシーを捜査から外し、女性たちを連行する。街の男たちはバスで安全なところへ非難するという、女性がやったら絶対男たちの妨害されるようなことを、長官の下で実行する。しかし、バスが行方不明となり、エディ、マギー、スヴェンとこっそり捜査を続けていたダルシーはレイ・パイが犯人と突き止める。レイはスカイから有害な男性性やフェミニズムの話を聞き、女性たちのために女性に害をなした男たちを殺していた。いるよね、こういう、女性と一緒に怒るんじゃなくて、女性の怒りを奪うような行動をする人と思った。他にも、グルーミングや同性愛差別、先住民への迫害や差別、女性の連帯を盛り込んだ脚本だった。エディの相棒がワニに食べられたのではなくて、殺されたことが発覚したけど、これは続く感じなのかな。あ、マギーもよかったよね。マギーは監察医の男と結婚間近なんだけど、男性はマギーのことを下に見ていて、何にもできない子扱いをする。マギーは監察医を目指していたんだけど、なれなくて、でも、この男より先に色んな事に気が付くし優秀なんだよね。もう一人の女性監察医が出てきて、彼女の元だとマギーは能力を発揮できる。

夕方、また散歩に行こうかと思ったけど、めんどくさくてやめてしまった。運動量を増やさなければと思っているのに。夕食は鍋。

日曜日、朝食のパンを買うのを忘れいていたので朝マックに行こうかと思ったけど、ぶどうと枝豆があったので、これで済ます。1時間位散歩に行って、昼に郵便を受け取る。置き配がよかったんだけど、赤いレターパックはサインがいるから置き配できないらしい。百鬼夜行シリーズで重い厚い本は読みづらくて嫌だと電子買ったのに、厚い本を買ってしまった。ゆっきゅんが配信で話していた、宮本百合子湯浅芳子の往復書簡。高かったけど、図書館にないし、買ってしまった。でも、古本だから半額だった、それでも高かったけど。「百合子、ダスビターニャ」も読まなければ。

新ドラマが始まっているので録画していたのと、録画忘れいてたのをTverで見る。「うちの弁護士は手がかかる」、どうしてもウ・ヨンウと比べてしまうので分が悪い。2話見て決めよう。平手さんの衣装がドンピシャ好み。青のインナーに茶系のセットアップ。20年若かったらハーフパンツ履きたかった。「ゼイチョー」は演出に乗れないので1話の途中で挫折。「ONE DAY」うーん、どうだろう。3つのパートがどうかみ合ってくるのかによるかも。これも2話見て決めよう。「けむたい姉とずるい妹」いい。柳俊太郎が、オムファタルなのね。栗山千明と同級生に見えないのが気になるけど。じゅんの患者の3年前に浮気して出て行った夫のことを引きずっている女性が、じゅんの律への気持ちのメタファーなのかな。「すべて忘れてしまうから」これ、地上波に来たのか。やった。岨手監督だから見たかったんだよね。酒井美紀がよすぎる。ワイン代払ってないよね。うける。

夕方散歩に出る。歩きながら、ジェイン・エア・シンドロームに文句つけたけど、彼女たちは孤児だったり貧困だったり大変な状況の中で頑張ってきて、自分は両親いるし裕福ではないけど親のお金で大学まで行かせてもらったのに、文句つけてと反省した。恵まれてるんだよね、それは分かっているんだよ。彼女たちのようにはなれなかった。

先週カルディで買ったチャイベース、豆乳で飲んでみた。美味しかったけど、もっとシナモン効いているほうが好みなんだよね。シナモンだけ買おうかな。

ドラマばかり見て、この日はあまり読書が進まなかった。来年ヨーロッパ行こうと思うんだけど、向こうのマスク事情を調べようとインスタとツイッターで最近ヨーロッパに行った人の写真とか動画とか見たら、誰もしていなんだよね。しかも、韓国人女性が白人男性になんでマスクをしているんだと責められている動画を見てしまった。動画自体は去年上げられていたんだけど、コメントに彼女の知り合いなのか、彼女は2020年にスウェーデンに留学していると書いてある。私が見たのは日本語字幕が入っていて、そこには白人男性が「コロナと3年戦ってきたのに」と言っていて、コロナパンデミックが始まったのは2020年の認識だから3年だと今年になる。2回3年と言っているので、繰り返して聞いてみたら、1回目の部分は言っていないけど、2回目は言っているような気もするけど、リスニング能力に欠けるので分かんない。いつ撮影されたものかは分からないけど、絡まれたら嫌だし、やめることにした。韓国人女性は英語で反論していて拍手を送りたい勇敢さ。それに対する白人男性の答えが、「コロナと3年戦ってきたのに、お前はまた私たちを怖がらせようとしている」なんだよね。そういう認識なんだ。マスクしている側としては自衛なんだけど、向こうからしたらコロナが終わっていないって言われていると思っているのかな。いや、終わってないよ。あと、今年の春先のニュースで、ヨーロッパではウクライナ侵攻のニュースで、コロナのニュースをほとんどやらなくなったことも関係していると言っていた。長期の休みがとれないといけない海外は諦めた。台湾もどうしよう。休み取れるかもと思ったときは行きたい気持ちもあったんだけど、10日も休めそうだからそれなら3連休2回続く方がいいなと思ってしまった。来年海外行かないから、慣らしで近場に行く必要もないしな。

大河が終わっても憂鬱にならないので、やったーと思ったんだけど、寝るころになるとちゃんとなった。自分が情けなくて情けなくて、でもだからって今から状況を変えるために頑張ることができない。倒れながらもやりたいことはやるけど、倒れているから限られるね。

だめだ、今体がばきばきだし、疲れているから台湾のこと考えない方がいい。

夜中にトイレに起きたら、親がいなくなって一人になったらどうやって生きていこうと不安になった。私、一人が好きだけど、一人じゃ生きられないかもしれない。でも、結婚する気もないし、友達も少ないし、これから人間関係を作っていかないといけなんだろうけど、できるのか。うう、考えると辛くなるから考えるのやめよう。

仁義なき戦いを作った男たち」は楽しく読んでいるし、深作の他の作品も、「東映リアリズム」と呼ばれる作品も面白そうだなと検索したら、ユーネクストで見れるのも多くて、ユーネクストすごい、また戻るからねと思ってるんだけど、出てくるのが男性ばっかりなんだよね。ゆっきゅんが読んでよかったという本で浜野佐知監督の「女になれない職業」を紹介していて、読もうと思っていたから、読む。しかも、浜野監督「百合子、ダスビターニャ」撮っているんだよ。どこも配信なしだけど。「オマージュ」思い出した。宮本百合子青空文庫で読めるから読んでみよう。読みたい本がいっぱいで悩んでいる暇なんてないんだけど、頭の中止まってくれない?