2023.10.20

「ゆりあ先生の赤い糸」とてもいい。原作は「たそがれたかこ」の人なんだ。漫画も追いたいけど、時間が足りない。しかも脚本が橋部さんだった。今クール橋部脚本があると知ってどの作品か調べないとと思ってすっかり忘れていたので、よかった。吾良の介護を巡る、女4人の話し合いの場、見応えあった。絶対週2でなんか来るわけがないって、志生里の発言の責任感のなさ。それを短い登場時間でしっかりこちらに伝える宮澤エマのよさったらないね。まだ若いのに、すっかり小姑キャラが似合う宮澤さん。お義母さんも志生里も自分勝手なんだけど、じゃあゆりあが自分勝手じゃないかというと、そうじゃない。蘭が心配していたように施設に預けるという選択肢もあった中で、これは呪いだと父親を思い出しながら在宅介護を選択したのはゆりあなんだよね。夫の愛人の幼稚さもいいね。

市外の図書館に1冊届いているけど、期限に余裕があるので来週にした。理が進まない。3冊に分冊になっていて、まだ1冊目も読み終わっていない。週末は理と「宗教右派フェミニズム」を読む。「宗教右派フェミニズム」は、少子化対策で「子宝率」や「壁ドン教育」など的外れもいいところの対策が出てきて、ああ、こんなのあったなって、よくこんな的外れな対策考えられるな、しかもこんなにたくさんと、呆れるのとむかつくのとで、疲れて進まない。本でも指摘しているけど、若い男女が恋愛して、結婚して、子どもを産んで、男は仕事、女性は家庭とパート、という古い価値観に沿って対策を決めているから、こうなるんだと思う。

「ブギウギ」昨日までの分を見て、前にABCマートストライキが成功したのは販売成績のいい販売員がストの中心だったからという記事を読んでいじけたのを思い出した。ドラマで大和がその中心にいて、夢だった演出を手掛けた作品を誰よりも演じたいのが大和なのに、彼女は未来の梅丸のために、梅丸に入ってくる女の子たちのためにストライキを決める。自分だって首になるかもしれないのに、保身働かせたら舞台はできるかもしれないのに、それでもストを決めた姿を見て、反省した。販売成績のいい販売員だって自分だけのことを考えなかったんだもんね、不利益被るかもだけど、周りのことこれからのことを考えたんだろうねと思うと、自分の浅はかさが恥ずかしくなった。自分のことしか考えていなかった。

やっと休み。何も予定がない休みは、とてもいい。大好き。

「わたしが日本を出た理由」の連載を読み終えた。移民大国カナダの現状。日本での長時間労働で働き方を変えようと思った人や、日本では同性愛者であることを隠して生きなければならないことから、カナダへ渡った人もいる。医師や看護師、保育士などの資格があれば就職は有利だが、そうではない人は大変そうと思ったら、母国では医師でもカナダではタクシー運転手という事例もあると。カナダも、カナダで役に立つ人材を当然求めていて、それにはトラックドライバー等、人手不足の業種で永住権を出しやすくしているみたい。コメント書いている人がいたけど、「選択肢の一つ」として移民を選べればいい。確か、伊東順子さんという韓国のカルチャーや文化について執筆している人の本で、韓国では結構カジュアルに「移民する」らしい。だからいろんな国に韓国人コミュニティーがあって、そこで助け合っていると。日本だと移民は、一大決心だよね。とりあえず行ってみて、ダメだったら帰ってくればいいか、くらいでできたらいいんだけど、失敗が許されない国だと難しいね。朝日に加入してから、久々に新聞毎日読んでいるけど、新聞はいい。オワコンだと言われているけど、新聞長く読んできた世代だからか、やっぱり読みやすいんだよね。ネットだと時系列がばらばらだし、このニュースの続きを知りたくても追うのが難しい。あと、新聞はコラムとかの読み物系が充実していて、元からニュースよりそっちの方が好きだから、読むのが楽しい。朝日では磯野真穂さんが連載しているので、次にそれを読む。スマホだと読みづらそうと思って敬遠していたけど、新聞社側も工夫しているので読みづらいと思うことはない。まず、朝刊と夕刊が選べて、それぞれ、1面、社会面、スポーツなど、タグで選べる。1面を選ぶと1面の記事の見出しがいっぺんに見られる。これがいい。新聞のよさって、パッと見て見出しでどういうニュースがあるか分かるところ。ネットはそれができないと思っていたんだけど、できるんだね。とりあえず、2ヶ月は楽しもう。

老後のことを考える参考に何個か記事読んで、だいたい資産の計算から始まるんだよね。給与がこれ、支出がこれ、貯金がこれ、こことここを削ればこれだけ貯金ができます、60歳まで、65歳まで働くとしたらいくらの貯金ができます、みたいな。明日の仕事のことを考えただけで憂鬱になるのに、60歳まで65歳まで働くことを考えたくない。と、文句ばかり言っていても仕方がないんだけど、記事の人の手取り36万だよ。そんなにないよ。もう一人は3000万の資産あり。なにそれ。老後が怖い。長生きが恐怖。でも、考えないとな。その前に「ゆりあ先生の赤い糸」のような介護生活が始まるんだ。

急に思い出したけど、「それは経費で落ちません」の最後の2話くらい録画失敗して見てないんだった。あ、橋本環奈ちゃんの「トクメイ!」見てて、「それは経費で落ちません」みたいだなと思ったので、それで思い出したのかも。近所のレンタルで借りてこよう。ふぞろいも借りようと思ってまだだし。