2023.11.7

安住さんのラジオは、安住さんがお休みで代わりに女性のアナウンサーが出ていて、その人は帰国子女で、中澤さんが帰国子女なんてすごいと言うと、彼女はアメリカでの大変だった話を始めた。うーん、日曜の憂鬱な時に、よく知らない人の苦労話は聞きたくない。安住さんのどうでもいいくだらない話が聞きたい。憂鬱な時はくだらない話が効く。数週間前にラジオで紹介されていた、70代の女性が架空の妹の戸籍を作っていたというニュースが、朝日に載っていた。24歳年下の妹のマイナンバーカードで原付免許を取得しようとして、受付でどう見ても48には見えないと、発覚。以前働いていた警備会社で70歳になると仕事が制限されたことから、若ければ差別されない、若く見られたいと供述しているとの記事。ラジオで聞いたときは、何が目的か分からなかったけど、新聞記事で、仕事のことを読んで、若い年齢で就職すればより長く働けるということなのかな。「サバヨミ」という本を思い出した。確か40代前半のシングルマザーが、以前編集の仕事に就いていたので、同じ仕事に就こうと就職活動をするも全滅。童顔の彼女は、とある面接会場で20代と勘違いされ採用される。持っているスキルは同じなのに、40代前半は面接にたどり着くのもやっとなのに、20代だと即採用、活躍の場を与えられるって、複雑だよね。何歳からでも遅くないって言うけど、そんなことは全然なくて、特に就職となると年齢は思いっきり物を言う。身をもって実感している。突然思い出したけど、高瀬隼子さんの新作読みたいと思っていたんだ。「おいしいごはんが食べられますように」の芦川さんて、年齢の割にその年でできないといけないスキルが伴っていない人だったでしょ、自分もこれだと思うんだよね。この作品は芦川さんの気持ちが書かれていなかったから、他の作品で似た人でてこないかなと期待している。社内報に先々月の地域交流のイベントの写真が載っていた。土曜日にやってスタッフをボランティアで募っていたやつで、最初から参加する気はなかったけど、写真に写っている人見ると、今のところで長く働くには、こういうところに参加して貢献していかないといけないのかもと思ったけど、嫌だよ。でもでも。

週末3連休にして近場へ旅行へ行くつもりだったけど、キャンセルしてしまった。ホテルのキャンセル料かかるのが明日以降だったので、今日キャンセル。先週3連休で予定立てながら、せっかくの3連休だから家でゆっくりしたいと思い始めて、週間天気予報を見ると、金曜は暖かいんだけど翌日から一気に冷えて、最高気温の差が10度以上、しかも雨。なんだか、嫌になってきた。旅行、この先行けなくなるかもしれないのに、お金とか介護とかで。だから行っておきたいんだけど、どうしていけないんだろう。韓国も台湾も、いろいろ調べて結局やめて。実は行く気がないんじゃないか。多分、これからも行けると思っているんだよ、そうじゃないとは言いつつも、でも、コロナみたいに予想もつかないことがあるかもしれないし、介護なんて絶対くるんだし。自分でも分かんなくなってきた。楽な方に流れていっているのは分かる。旅行前に不安になるのはいつものことなんだよ、行けば楽しめるのもいつものこと。キャンセルしたら気が楽になるかと思ったら、旅行の一つもいけない自分が情けなくなってきた。昔から気分屋なところがあって、旅行のキャンセルも初めてじゃないんだよね。人と一緒だとさすがにやらないけど、一人ならやっちゃう。去年の伊豆とか。

朝日で信田さよ子さんの人生を振り返る連載が始まった。信田さんの本は何冊か読んでいる。楽しみ。

憂鬱だ。仕方がない。体も気分も重い。生活のため生活のため。将来のこと考えたくない。いいことがあるわけがない。あー考えたくない。いざ、というときが来た時に、考えてこなかったこと、備えてこなかったことに後悔するんだろうなと思うんだけど。ごまかしてやり過ごしてそうするしかできない。それでよくないんだったら変えるしかなくて、ここにぐちぐち書いていても仕方ないんだけど、ここに書くのをやめたら、それこそどうしていいか分からない。どうにもならない現状を、どうにもならない方法でごまかして、何とか乗り切って、平日はそれを繰り返す。

百鬼夜行シリーズの分冊版の電子は、塗仏の宴 宴の支度は3冊で、1冊目に塗、2冊目に仏、3冊目に宴の文字が大きくデザインされた表紙なんだけど、タイトルの文字順で何冊目かを判断するの難しいし、しかも、右下の方に小さく1,2,3と数字が降ってあるんだけど、丁度ここに〇三つのマークが入っているので見ずらい。このデザイン好きじゃない。数字を大きく書け。塗仏の宴はまだ覚えやすいけど、絡新婦の理、なんて、絡新婦の並び覚えてらんないから、軽くいらっとした。絡新婦の理とフルでタイトルは入ってるんだけど、暗い表紙に暗い文字で入っているから、それより絡と明るい文字の方が先に入ってくる。
マックの不買運動しているけど、ネットで見つけたイスラエル支持の企業ロゴをまとめたもの見ていると、全部避けて生活するのは無理だとうと思うくらいにある。今、爽健美茶飲みながらこれ書いているけど、コカ・コーラもその中にある。大企業ばかりだから、その系列とかまで考えると、知らん間に絶対使っている。

寝るときによく「ラジオ深夜便」を聞き逃しで聞いている。よく聞く「絶望名言」は深夜4時からで、この放送で5時までの番組が終わる。途中で寝ることが多いので、最後まで聞くことはあんまりないんだけど、たまに最後まで聞くと、最後に流れる音楽が物悲しくて、今は幸いなことに眠りにつけているけど、いつか眠れない日が続くことがあって、聞き逃しではなくリアルタイムで「ラジオ深夜便」を聞いて、最後まで眠れずにこの音楽を聴くことがあるかもしれないと考えて、もんのすごく憂鬱になる。バカみたいとは思う。でもさ、絶対ないことはないし。頭木さんが前に、放送が終わる5時はもう朝で、その前の深夜4時はまだ深夜だけどもうすぐ朝で、眠れない人にとってはちょっと不安を感じる時間帯みたいなことを言っていた。朝になれば、人々は活動を始める。外も明るくなってくる。そんな中、自分は眠れずに朝を迎えてしまう。考えただけで押しつぶされそう。来るきっと来る。怖い。

自分を騙しているように感じるということは、まだこんなはずじゃなかった人生って思っているということだな。諦めが悪い。職場にいる自分が自分じゃなければいいのにと思う。何かの間違えだったらいいのに。後2日行けば3連休。週4勤務でも長い。人生をやり直したい。仕事で役に立てる人間になりたかった。資本主義だ新自由主義だって文句言っても、結局働いて給料をもらわないと生活できないのだから、役に立つ方がいいに決まっている。でも、役に立っても搾取されるだけだというのも事実。最近は見ていないけど、2020年に求人見ていた時の、固定残業代含むの求人が多かった。働きたくない。後2日行けば3連休。

海外なんてもう行けないかもしれないと、いじけが出てくる。国内はおろか、近郊にさえいけないのに、海外なんて。行きたかったな。そういえば、去年の鎌倉以来どこも行ってないと思っていたけど、4月に東京行ってたのよね。忘れてた。

「探偵マリコの生涯で一番悲惨な日」、伊藤沙莉主演だから見てみたけど、合わなさそうなので20分程で見るのをやめる。NHKではじまった「ガラパゴス」は面白そう。「けむたい姉とずるい妹」、「トクメイ」は、もう見なくていいかな。2作品ともなんか飽きてきた。

「母をお願い」は集英社文庫なんだけど、集英社文庫って左右の余白が少なくて、圧迫感があるよね。