2024.1.4

今日も地下鉄ガラガラだった。こんだけ働かせているんだから、2日間ぐらい年末年始の休みを増やしてもらってもいいと思う。まだ足りない。

金曜の夜には、なぜか速度が回復していて、レンタルのサイトが普通に見れた。この日もいつもよりつながりがよくて、年末ぎりぎりまで忘年会なのかなと思いながら、コートとスカートを確保。コートはピーコートで襟が大きめのデザインで、似合わないかもと思ってやめる。スカートは数日前に街で見かけてほしいと思っていた、ベージュのサテンぽい生地のスカートで、確保できた時は喜んだんだけど、長さ確認したら長いので、迷ってやめた。結局何も借りず。

30日は近所のリサイクルショップへ。コートとホットサンドメーカーがあればいいなと思ったけど、なし。タオルを新しいのに変えたかったので、フェイスタオル買う。バスタオルも欲しかったけど、いいのがない。2枚欲しかったけど、バスタオル1枚とハンドタオルや入浴剤の詰合せが多くて、バスタオル以外いらないのでやめた。スーツのジャケットのボタンが取れそうだったので、お直しのお店に出していたのを回収。見えないところのボタンなら下手でも構わないので自分でつけるけど、見える位置なのでプロにお任せ。440円。私にとっては高くない。日用品と夜のお弁当を買って帰る。大掃除はしたくないので、いつもよりきもち丁寧に掃除する。

本は「なぜ私たちは燃え尽きてしまうのか」と「氷室冴子とその時代」を読んで、映画は中高年女性が主人公だからレンタルした「ムービング・オン 2人の殺人計画!?」を見る。ここからネタバレ。軽い感じのコメディかと思いきや、ジェーン・フォンダ演じる主人公のクレアは、親友の葬儀に参列し、親友の夫ハワードに「殺してやる」と言い放つ、その理由は、46年「も」前にその夫からレイプされてこと。親友にも当時の自分の夫にも打ち明けられず、クレアは離婚して引っ越してしまう。ハワードはあれは合意の上だったと言い張る。もう一人の親友、エヴリンは実は同性愛者でその親友と交際していた。しかし、親友はハワードと結婚。思ってもみなかったテーマが出てくる。

31日は午後から実家に帰るので午前中は掃除したり、読書したり。実家へのバスが1時間に1本になってしまったので乗り遅れないようにしないとと思っていたら、降りる駅を間違えて間に合わなかった。1時間位なら近くのカフェでもと思ったけど年末で休業。しょうがないので1度家に戻る。「治療島」があと30分位で終わるので、続きを見る。結構面白かった。この人が怪しいというのがわざとらしくなくこちらに思わせる作りがうまかった。ネタバレだけど、娘無事でよかった。次は乗り遅れないように早めに出る。母親に使ってないバスタオルないか聞いたら、あった。2枚もらう。最近は親も食べる量が減ったので、おせちは作らず小さいのを買ったらしい。親の老いを感じるのは辛い。いつも通り親は9時くらいには寝るので、部屋で本を読む。2023年最後に読み終わったのは「なぜ私たちは燃え尽きてしまうのか」。燃え尽きの歴史と理由を紐解いて、そうならないためにどういう生活を送ればいいか書く。修道院の話は面白かった。ネットを使って写本を販売していたが、好評になりすぎて祈りの時間が取れないのでその会社を閉鎖した。修道院では仕事より祈りの方が大事。これができるのは共同体で生活して、自給自足できる部分はしているから。他に紹介されていた会社は、なんでもオープンに話し合えるように工夫して、あなたの仕事は意義がある、評価されていると思えるようにしているんだけど、ちょっと個人的には働きづらそうと思った。後は仕事より趣味に集中したり、仕事量をコントロールしながら働く人が紹介される。著者はコロナが働き方を考えるきっかけになったとリモートワークを取り入れて、仕事をコントロールする人を紹介するけど、結局リモートで仕事ができる会社で、そのスキルや能力があって、ある程度資産を持っている人に限られてしまうのではと思った。これが書かれたのは2021年で、去年の段階で日本ではリモートワーク辞める会社も増えているとの記事も読んだし、コロナがきっかけでいい方の変化があった人って、そんなにいるのかなあ。あと、やっぱり働き方を変えるなら、消費は減らさないといけない。そりゃそうだよね。消費したいよう。眠くなったので11時過ぎに寝る。

起きたら2024年。今年の目標は、体力をつける。旅行に行く。災害の備えについて考える。最後のは地震のニュースを受けて追加。今は親がまだ元気だからいいけど、いなくなったら一人。乗り越えられる気がしない。今年最初の読み終わりは「氷室冴子とその時代」。学生時代は漫画ばかり読んでいたので、氷室冴子の小説は読んだことなく、コミカライズされた「なんて素敵にジャパネスク」は読んでいた。著者が同年代で、「不思議の海のナディア」にはまって、アニメージュを読むようになり、そこに掲載されていた「海がきこえる」を覚えていると書いていて、アニメージュを読むようになりまで同じだと思った。昔も今も雑誌を買っても興味のある記事しか読まないので、「海がきこえる」が掲載されていたのも覚えていなかった。「少女小説」やその作家が出版業界でも見下されていたり原稿料が安かったりして、その状況に一番怒っていたのは氷室冴子だったと深澤真紀さんがラジオで話していたのを覚えている。その「少女小説」という言葉を生み出したのが氷室冴子で、あまりにも人気が出過ぎて、「少女小説」とはこういうものと決められてしまう状況に怒り辟易し、なんとか抜け出そうと葛藤していた様子がうかがえる。小説も読んでみたいけど、なんで10代の時に読まなかったんだろうと悔しくて歯噛みしそうなので、まずはエッセイからにしようと、早速図書館で検索。「冴子の東京物語」がすぐ借りられるので予約。氷室は癌が見つかった後、葬儀や墓の手配、各種手続きを自ら行い、亡くなった後編集者へお礼の手紙が届くよう手配していたんだって。すごいな、そこまで死に向き合えるものなのか。

時々居間に降りて、テレビで災害のニュースを見る。昨日の発生直後のニュースでは、女性アナウンサーがかなり強い口調で避難を呼び掛けていて、3.11では落ち着いた呼びかけをしたことが、避難につながらなかったとの反省の記事を読んだことを思い出した。実家にいるとテレビを見てしまうけど、こういうときは新聞だけ、文字だけのニュースを追っている方が、精神的にはいいと思った。

2日はまたブックオフに行きたかったけど、親に仕事が入ってしまったので行けなくなった。母親にエンディングノートを書いたのか聞いたら全く書いていないので、とりあえず水道代なんかが引き落とされている口座を確認する。通帳何冊かあって、印鑑はどれかと聞いたら、分からなくなっているので確認しに行かないといけないと思っているけど行ってないとのこと。行っておいてとお願いする。部屋でタンスの引き出し開けたら、高校の卒業証書があった。絶対ないと思っていたから驚いた。これで学校に問い合わせなくても放送大学に入れる。

お昼食べて部屋に帰る。荷解きしてからブックオフへ行く。歩くのめんどくさいから(2日目にして体力づくりの目標どうした)、地下鉄で。海外文学のコーナーに目ぼしいのがなく、氷室冴子のエッセーも小説もない。せっかく来たけどないならしょうがないかと、ぷらぷらしていると米澤穂信「可燃物」がある。ハードカバーの本は買わないと決めたけど、薄いし、今回他にないし買おうかなと、とりあえず確保してもう1回海外文学のコーナーへ。「本と私と恋人と」がある。見落としていたみたい。これともう1冊の3冊買って帰る。

録画していた「こじらせライブ」を見る。配信どうしようかな。その後「ある男」を見る。原作は城戸に焦点が当たっていたけど、映画では谷口の方が多く書かれている印象。映画はよかったけど、城戸の描写が控え目なので、ラストの彼の言動がいまいち響かない気がする。あと、柄本明への演出がひどい。あんなしゃべり方させなくても。

3日、もう1軒くらいブックオフに行きたくて、近所か街中か迷って、街中にする。街中の方が品ぞろえがいいのよ。海外文学のコーナーへ。読みたくて図書館に入っていない本が、ない。読みたいのが何冊かあるけど、その場で検索すると図書館にはある。しかも予約が入っていないので、借りようと思えばすぐに借りれるのばかりなのでやめる。氷室冴子は小説はなかったけど、エッセーが2冊あった。しかも予約してないやつ。あと、友達に勧められて読もうと思っていた篠田節子「鏡の背面」の文庫が、280円だったので買う。すぐ近くのセカンドストリートへ。HYKEのコートが7500円、しかも状態がいい。早速試着したら薄手のセーターでも肩回りがきついのでやめる。残念。他に目ぼしいものもなく店を出る。コーヒーでも飲んで帰ろうかなと思ったけど、やることあるし帰る。

帰ってきてパンを食べて、家事をやろうかと思ったけど、疲れて1時間位横になる。横になりながら「ネガティブ・ケイパヴィリティで生きる」を読むけど、集中力が続かなくてついついスマホをいじってしまう。なんとか起きて家事をやって、ドラマは見たいのが見つからなくて、探すのも億劫になってきたのでスタチャンに加入する。2ヶ月50円。韓国映画「ジャンルだけロマンス」を見る。「エクストリーム・ジョブ」の班長が主演。これ、マニック・ピクシー・ドリーム・ボーイでは。同じくスタチャンで「なぜエヴァンスに頼まなかったのか?」を見る。ウィル・ポールターとルーシー・ボイントンという魅力的な共演。夕食後も本が進まない。難しいからなと思っていたけど、もしかしてと買ってきた氷室冴子のエッセーや、積んでる日記を読んだら問題なく読めるので、いつものストレスか疲れかも。そりゃ、明日から仕事だと思えば憂鬱だし、本も読めなくなるわ。2つの図書館から借りている本、読みかけ1冊、全く手を付けていないの2冊。ブックオフで買った小説も読みたいし、エッセーは手に入ったし、なので、予約していた氷室エッセーをとりあえずキャンセル。今年もたくさん本を読む。

寝るころに明日が嫌すぎて憂鬱になってくる。

朝起きる、とにかく仕事が嫌で仕方がない。辞めるまで続く。仕事を辞めるなら消費を減らさないといけない。旅行には行かず、洋服のサブスクもデパートの積み立てもやめて、カフェで読書の回数を減らし、ブックオフでのセール以外で本は買わない。えーやだやだ。働きたくないけど、消費はしたい。明日行けば3連休明日行けば3連休。仕事を人生の中心に置かない方がいいのはその通りなんだけど、置きたくなくても週7日の内5日も陣取ってんだから、無理。働き方を選べるのなんてほんの一握り。愚痴の多い人生を送ってきました。いっくらでも出るわ。愚痴は金にならない。

「いっぱしの女」が割り引かれて、税抜きで320円。ページ数は200強。昔の文庫って、このくらいだったよね。これ新刊だと700円。これを高いと感じて買うのをためらうのは、昔3~400円で買えていた記憶と、やっぱり物価の上がりに給料が追い付かないせいだと思う。給料も順調に上がっていたら、昔の値段を懐かしがりながらも買えたと思う。明日行けば休み。

30日と3日の外出は、慣らしておくために、祝賀会用に買った黒のショートブーツを履いて出かけた。セールになってたから出てるものしかサイズがなく、Mがなかった。違う形のMを履いてみたら大きくて、Sは丁度いい。むくんだらSだと痛くなるかもとの懸念もあったけど、Mはどうしたって大きい。Sにする。ちなみにMはスクエアトゥでSはポインテッドトゥ。Sの方がすっきり見える。結果、とても歩きやすかった。長時間は歩いていないけど、冠婚葬祭用だからそんなに歩かないし、こっちにしてよかった。そして、きれい目の黒の靴って使いやすい。数年前から黒をなくすようにしたけど、黒は万能かも。消費をやめなきゃとか言っておいてあれだけど、デパートの積み立てでMM6の足袋パンプス検討しようかなと思っていて、黒は候補から外していたんだけど、黒いいかも。