2024.3.15

1週間長かったようやっとようやっと休みだ。友達を誘ったんだけど、予定が合わず。今回も誘おうかどうか迷って迷ってようやくメールを送ったんだけど、前の日の夜に送って、次の日の昼休みに返信確認したんだけど、送った後、やっぱり送らなきゃよかったかもとか、返事来ないのは迷惑だからかとか、ごちゃごちゃ考えちゃうんだけど、それがなかった。昼休みに通知見て、あ何か来てると確認したら友達からで、そこでそういえば自分からメールしていたことを思い出した。ごちゃごちゃ考えない方が楽ね。

ユーミンストーリーズの柚木麻子さん原作の「冬の終り」、なんか物足りないというか、取っ散らかって終わった感じというか、曲の歌詞を字幕で入れてほしいかも。仙川さんがほぼ同世代で、東京のデザイン会社で働いていたけど、父親の介護で実家に戻ってきて、介護に疲れ、元同僚たちを羨み、パート先では話をすることもできないほど疲れている。未来の自分かも。若い頃は飲む打つ買うの父親に愛想を尽かせて母親は出ていき、仙川さん自身も田舎を出たのに、その父親の介護のために戻らなければならない。ヘルパーの介護は家族が一番は、仙川さんには大打撃だと思う。定岡さんの息子が、引きこもりだったけど、38の時に夢をかなえると東京に行ってホストになったって、どういうことだ。ホストが夢だったってこと?戻ってきていないということは、うまくいっているのかな。定岡さんも介護、藤川さんも育児。それぞれ家のことやって、外ではパートして、偉すぎる。皆働きすぎ。

映画を見ると次を選ぶのがめんどくさいからとドラマを見るといった舌の根も乾かぬうちに、「市子」、「MEN」、「ウーマン・キング」とみて、今は「ベイビーわるきゅーれ」を見ている。「市子」は字幕があったけど、「ベイビーわるきゅーれ」にはない。ぼそぼそしゃべんないで、聞こえんのよ。邦画に字幕が入るかどうかはどういう基準なんだろう。見終わった3本の中で一番面白かったのは「ウーマン・キング」。実在した、女性たちだけの最強部隊。ナニスカのかっこよさったらないね。ネタバレ書くけど、ナニスカがかつて自分をレイプした相手を殺す時、「私を覚えているか」と言うシーンで、フィリオサの「Remenbre me?」を思い出した。フィリオサのこのセリフを、実はイモータンジョーが好きだったとの解釈を読んだけど、そんなわけがない。ナニスカとフィリオサは、「お前のやったことは忘れない」って言ってるんだよ。忘れたいに決まっている。加害者は忘れてのうのうと生きているけど、被害者は忘れたくても忘れられない、お前は忘れているけど、絶対になかったことにはさせない、ということだと思うのよ。

「市子」について、感想にはネタバレあり。貧困やヤングケアラーを書くとき、福祉をなかったことにする描写があるけど、これは福祉はあるけど担当者がゲスという最低パターンだった。最後に亡くなったのは、市子に依頼してきた女性と、北川かなと思うんだけど、北川がこの選択をする理由が分からなくて、市子とならと北川が思ったと考えると、市子と北川なのかな。

配信見られるようになった。やっぱりアドレスの入力ミスだった。間に合ってよかった。倉本さおりさんが荻上さんのラジオで、3月8日の国際女性デーにちなんで、アジアの女性作家を紹介していた。中国SFは前から流行りだったけど、今は韓国文学も若手作家のSFが盛り上がっている。中国と韓国の作品、1作品ずつ紹介していた。SFは苦手なジャンルで、面白いと思うのもあるけど、全然ついていかれないうのもあって、両極端に分かれてしまう。全然ついてかれないの印象が残っちゃって、ついつい敬遠してしまうジャンルなのよ。三体も途中で挫折したし。でも、倉本さんの話を聞いていると面白そう。あと、揚双子さんの「台湾漫遊鉄道のふたり」も紹介されていた。わーい。あと、春秋社が4月から刊行する、アジア文芸ライブラリーの話も。これ、気になってたのよ。第一弾はチベット文学。絶対読む。2年前だっけ?その他の外国語文学の翻訳者たちの配信見て、チベットチェコも読もうと思ったのに、まだ1冊も読んでない、これから読むもん。

秘密の花園」、山東京伝が、馬琴に作家は生活を成り立たせる本業があって、その上でやるものと言う。京伝は筆一本で食べていける、当代唯一の作家なのに、そういう。昔からいるけど、医師で作家、弁護士で作家の人って最近増えている印象で、医師も弁護士も超難関資格で、それ持っているうえで、さらに作家って立つ瀬ないと思ってしまう。作家になりたいわけではないんだけど、書くのが好きでZINEも作ってみたいな程度なんだけど、そのはるか上(というか、自分がやりたいだけではできないので)の作家デビューをやってのけて、しかも医師に弁護士って、すげーなと。