2024.3.27

疲れた。休みたい。なんか、取り立てて書くこともない。1週間書かなくても平気だったからかなと思ったけど、こういう書けない日もあったわ、関係ない。今レンタルで、薄手のウールで裏地なしのコートを2着借りているんだけど、これだ、この時期着るのはと、この年になってようやくわかった。これなら春先と秋口に寒くもなく、暑くもなく着られる。何着ていいか分かんない季節には、これだったのかあ。店頭で見たことあるけど、これだと冬が寒いと却下していた。今ぞくぞく同じようなタイプのコートが返却されていて、大都市はもう暖かいんだと分かる。今年は4月からもう暑いらしい。まじで、どうすんの、夏。

休みたい。仕事がるだけましないけど、給料が入るだけまし。生活のため生活のためお金のためお金のため。これが死ぬまで続くのも怖いけど給料がなくなるのも怖い。でももう今のところで働きたくない。辞めたい。辞めてもどうにかなると思えない。これから親の介護もあるし。ああまずいまずい。資本主義の世の中で、役立たずのまま努力も成長もせず働きたくないけど生活したいし消費もしたいというのは無理な話だ。役に立たなければ働き続けることはできない。降りても楽になれるとは思えない。今でさえ悩みのお金の問題がより大きくなる。

「灰の劇場」私が実感している絶望が書かれている。20数年前に心中した2人の中年女性が、感じたであろう絶望は、20数年後の50代半ばの女性小説家が感じた絶望を元に書いた絶望。街で見かけたのっぺらぼう、オーディション会場に集まった覚えきれない女性たちの顔、能面を被った女性。顔がないことは、匿名性を際立たせるためで、匿名の顔のない多くの女性たちが感じている絶望なのか。MもTもバリキャリで、しかも一緒に住んでいるんだよ。それでも私と同じ絶望を感じるのか。これといった理由もなく、衝動で、疲れたとつぶやいて死ねることに、私は慰められた。ただ、昨日までと同じように過ごせるかは、分からない。できたら最高だけど。

昇進の話がちらほら聞こえてくる季節。昇進したいわけではない。責任のある仕事なんてできないし、でも、働き続けるには必要なことなのではないかとは思う。でも、頑張ろうという気力もない。ただただ疲れた早く帰りたいだけ。