2024.3.28

鬱の治療をしている人のツイートを読んで、怖くなっている。いつか自分のなってしまうんだろうな、怖い、とても怖い。『「新しい生き方を探らねばならないが年齢的に手遅れ」と言うことそれ自体がうつ病の理由や原因になってしまっている』んだって。自分の仕事や存在への虚無に気がついてしまったと。虚無か。虚しいという思いは、結構危険だったりする?まずい、ぐるぐるに落ちそう。でもさ、虚しいもんしょうがないじゃん。仕事を辞めてもまた働けると思えれば、一回休みたいんだけど、今のところ辞めたらもう雇ってくれるところはないから、休めない。この先どうしよう。もちろん楽しみなことはある。でもそれは働けなくなったら終わる。生活ができなくなったら終わる楽しみ。働けなくなったり、病気になったり、仕事を首になったり、住むところがなくなったり、この先起こりうるあれやこれやを乗り越えられるとは思えない。長く働けるようにキャリアを考えて、成長して、転職して、努力して、無駄遣いしないで貯金して、投資していたら、こんな風に悩まなかったのかなと思うのは、全部やってないか失敗したからで、仮に全部が成功していても、同じ風に悩んだのかもしれないし、違った悩みだったのかもしれないし。

「100分de名著forユース」の石垣りんの回を見た。表札のよさよ。解説の文月さんと司会の加藤さんの感想が、またいいのよ。こうして取り上げられたし、「詩の中の風景」と言う本も復刊?されたし、文学記念室ホームページが更新されないかなと思っている。最終更新が2022。閉館している問うことはなさそうだけど、ちょっと不安だよね。休館はありそうだし、行くなら問合せてからにしよう。

「絶望名言」は安部公房の再放送。コロナ禍になってすぐの収録だったようで、頭木さんは電話での出演。こんなことになるなんてねと話しているのが、もう懐かしい。安部公房は今年生誕100年らしく、本屋でも面陳されていて、何か読みたいなと思っている。「砂の女」だけ読んだことがある。一時期、周りの本好き友達の間で流行ってたんだよね、「砂の女」。で、回し読みしてて、私にも回ってきたの。あれはなんだったんだろう。絶望音楽に行く前に寝てしまったので、全然聞けなかった。寝つきがいいのはいいこと。

「新しい生き方を探らねばならないが年齢的に手遅れ」の言葉が効いている。今手遅れなら、この先手遅れにならない時はこないわけで。どこで間違ったのか。そこまで戻ってやり直したい。年齢的に手遅れ。これを受け入れて生きていくしかない。「灰の劇場」の2人は、どうやってその日を決めたんだろう。そこはごっそりと抜けて書かれてないんだよね。その決め方だけ教えてほしい。

モーリタニアン 黒塗りの記録」がもうすぐ見放題終りみたいなので、見始める。ジュディ・ホスターがばきばきにかっこいい。こんなんなりたい。結局映画ばかり見ている。映画はドラマと違ってすぐに見終わるから次を決めるのがめんどくさいはずなのに、実際めんどくさいのに。これ、というドラマが見つからないんだよね。

小林製薬のニュース見て、同じ食品を摂り続けることの恐ろしさを感じている。自分の食生活あんまりよくないかも。いやでも、野菜の値上がりにより鍋が週3に減ったし、休みの日は適当だし、それに健康短寿だし、いいか、別に。と言いながら、運動するし、健康に気を使うし、貯金するし、年取ったらこんなんなりたいとか思っている。どっちだよ。やっぱり私は仕事楽しいって言っている人がうらやましいよ。キャリアを築いてみたかったよ。「なぜ男女の賃金に格差があるのか」によると、キャリアを築いてきた女性たちは大学時代から綿密に計画していた。子育てが終わった後も、年齢を重ねた後も働けるように資格を取った。著者曰く、シェイクスピアはいつでも読めるけど、会計学は大学時代にしか学べない。大学時代にシェイクスピアじゃないけど、ここで会計学と対照とされるものに似たものを学んだ身としては、すでにこの時から手遅れだったんだなと思った。結局役に立たないことをするには、お金と安定した生活基盤が必要で、それが心もとないのに役に立たないことや何もしないをしてはいけない。そうか、大学入学時点で間違えていたんだ。会計学(かそれに類するもの)を学んで、話はそれからだったのか。この本で語られるような高学歴の人が目指すようなキャリアははなから無理だから、ほしかったのはそれじゃないんだけどね。

あと1日行けば休み。休み。やっと休めるけど、2日なんてあっという間で、また週5。考えない考えない。考えたって週5勤務は変わらない。私には変えられない。長く休みたい。疲れた。寝そべりたい。あと1日も行きたくない。休みたい。